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2026.08.05

各自が「取り皿」を持ち寄りトラヤの羊羹を食す。第一回、「商品使い方研究会」報告。


■ディスコミュニケーションで度々起こるミス
ディスコミュニケーションとは英語で欠如、欠陥、反対を意味するdis(ディス)とcommunication(コミュニケーション)を組み合わせた造語で、コミュニケーションが機能していない状態のことをさします。
一方、ミスコミュニケーションという言葉もありますが、これは発信側と受け手側の解釈が違ったり現状認識が異なるためにおこる事です。ディスコミュニケーションと似てますがミスコミュニケーションはコミュニケーションを取ろうとした、とった、とっていた、結果であってディスコミュニケーションと性質は違うと思ってます。
このコミュニケーションをとらなかったゆえに起きる、ミスやトラブルなどのバグにより業務効率が下がり、それが会社の生産性や評価が下がる事になります。弊社では度々このような状態に陥る事がありました。では、なぜディスコミュニケーションが起こるか?

●コミュニケーションがとりずらい環境
業務が忙しすぎて話しかけづらい、業務上必要最低限の言葉しか交わさない。報告、連絡、相談や業務上の悩みすら話す事が憚られる。社内での席自体がコミュニケーションを取りづらく、直接業務に関する会話以外しづらい環境になっている。そのため一人でかかえこみ、従業員同士の現状認識が異なっていき大きなミスにつながる。

●「伝えた、伝わった」と、「言った、言わなかった」などの問題
「言った」、「言わなかった」問題があります。これも言った方はちゃんと相手がその内容を理解して初めて「言った」というのでは無いのでしょうか?
また、同様に上司、先輩から部下、後輩へ注意を促す場合も注意だけでは無く改善方法も伝えないといけないかと思います。

●伝えるべき情報を簡略化しすぎる問題と横文字、業界用語の解釈
例えば弊社ですと同じ営業部内に営業、営業アシスタント、ネット販売と業務が分散されています。それぞれ経験してきた事が違います。それを考慮せずに、「これくらい知っているだろう」と伝えるべき情報を省略してしまうと、お互いの認識に食い違いが起こります。
また横文字などの用語もお客様と接する営業で使う言葉と、社外の方と接する機会の無い社内業務の方と異なったりします。情報を伝達する際には、自分が知っている内容を共通認識だと思っている事があります。業界用語やビジネス用語、略語などにも注意が必要だと思います。

上記により起こる弊害が下記であろうと思っております。
●効率、生産性が下がる、会社の評価が下がり売上、利益が下がる。
●会話が少なく業務がスムーズに行われないとストレスが溜まる。
●従業員の会社に対する愛着が下がり離職率が上がる。

 


■ディスコミュニケーションを無くす方法
まず考えたのが「コミュニケーションをとりやすい環境を作る」これは会社だけでなく、家庭、友達でも言えますが、会社は余計に、無理矢理にでも「コミュニケーションをとる場」が必要かと思います。ただ単に「おしゃべり」をする場なら食事会や飲み会でもいいかと思います。ただ、弊社の立地やそれぞれの家庭環境を鑑みると頻繁には行う事ができません。また業務内に行うには同時に「生産性」が無くてはならないと考えます。

そこで考えたのが「商品使い方研究会」の発足です。
内容としては月に1回、商品についての使い方や売り方などの各人が持っている知識や知見、市場動向、市場傾向を共有する場です。営業ミーティングと似た内容になっておりますが、より専門カテゴリーに特化した内容にします。

得られる成果
●商品の「使い方」「売り方」の共有。
私たちが扱う商品について、メーカーさんやお客様と商談する上で得た知識、また自分が購入、使う事で得た知識、知見。これらは共有する事無く、個々で得て個々で研鑽していきましたが、これを営業部内で共有して行き、個々のスキルをさらにUPさせようという事です。

●コミュニケーションを深める
コミュニケーションを取りやすい環境にし、より活発にさせようと思います。全体の緊張感をやわらげ、互いに打ち解けるきっかけを作るための軽い雑談のような場です。メーカーさんやお客様と商談する時、本題に入る前に天気やニュースの話題など、少しアイスブレイクを取り入れ、商談自体を和やかな雰囲気で行えるようにしますが、コミュニケーションも同様に考えます。

 


■とらやの羊羹と取り皿
先日、長期病気療養の末、弊社を退職した社員が居ました。その方より「とらや」の羊羹を頂きました。この羊羹を食すのに、営業部全員で集まりさらに各人が自宅で使用している「取り皿」を持ちよりました。
普段家庭で使ってる取り皿を持ってきましたが、なんだかみんなに見られるのは恥ずかしく、自分のプライベートな空間を見せているような気がしました。

イメージ通りの取り皿を持ってくる人も居れば、意外なデザインを使っている方も居ました。
みんなで集まって羊羹を切っている間、取り皿についてガヤガヤといろんな話をして盛り上がりました。

「どこのメーカーの皿?」
「引き出物に入っていた」

「これ何の素材?」
「漆器かな・・・」
「私はガラス製」

等、方々で会話が聞こえてきました。
また、羊羹も均等に切り分けると、若干、数切れ余ってしまう。
余った部分もみんな恨みっこ無しジャンケンで分配しました。なんだか仲良しなチームみたい。

 

 
少しだけ羊羹と道具の説明をすると、今回、頂いたのがとらやの羊羹、夜の梅と、いうシリーズです。
小豆の風味豊かで口溶滑らかで、しっかりした甘みがありながら、後味がとても爽やかな印象を受けます。

仕様した包丁は柳宗理。カッティングボードはイブキクラフトです。
包丁は軽くてハンドルが最中になっており、長時間使っても疲れません。

お皿は山加商店のムーミンやユープロダクツ、ガラス製や漆器までいろんなメーカー、素材がありました。

 

各々が持ち寄った銘々皿(取り皿)

とらやの羊羹と柳宗理の包丁


柳宗理の包丁で羊羹を切る、肝心の手元が映って無い

余った羊羹は壮絶なジャンケン大会


羊羹には村上、北精園のほうじ茶がよく合う

社内でのキントー率が高い


また、食しながらも商品使い方研究会の本題は「取り皿」にちなんで、「陶器、陶磁器のナンセンスクレーム」という内容で行いました。陶器、陶磁器の製造上、どうしても出てくる「鉄粉」「ピンホール」「釉たまり」「貫入」について不良品では無く「味」「詫び錆び」みたいな表現をどう説明するか?また、「取り皿」「銘々皿」の違い、陶器、陶磁器の産地について、売り場を作るためにどんなアイテムがあった方がいいのか?などの研究を深めました。

第1回目の商品使い方研究会はこんな感じで終わりました。
時間としては1時間弱でしたが内容の濃い会であったと思ってます。今回の1回で終わるのでは無く月1回のペースで行うようにしていきたいと思っております。

過去、弊社の歴史で起こった「失敗」は山ほどあります。そのほとんどが従業員同士、部署間、経営者と現場の現状認識違い、などで起こってます。すべて「コミュニケーション」をとっていれば防げるのでは無いかと思っております。今後もコミュニケーションを取らなかったがゆえに起こるミスを防ぎ、生産性向上や従業員の会社に対するエンゲージを上げる事に努めていきます。

因みに、今回、「商品使い方研究会」で使用した資料は下記に格納しております。

 

営業部/本多