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2024.06.04

梅雨とお香


ジメジメとした季節になりました。こんな季節は「お香を焚く」事をおススメいたします。
元々お香は、神社、仏閣で使われているように宗教的なものでした。自分自身やその場を浄化する「お清め」の意味で焚かれます。この儀式、まんざらお作法だけのものではない様です。

まず、お香は種類によっては消臭効果がございます。天然の木々、植物には消臭、殺菌効果があるものがあり、笹の葉で食べ物を包んで長持ちさせたり、ヒノキや竹のチップで消臭したりは、皆さまもご存知の事と思います。お線香の原料も天然の香木で、白檀や沈香(じんこう)には、消臭効果がございます。湿度が上がると部屋のいやな臭いが気になりだします。そんな時にお香をお使い下さい。


また、雨が続くと、気分も乗らず憂鬱になったりします。これを解消するにも「お香を焚く」事が有効です。ご自身のお好きな香りは、リラックスや、リフレッシュにつながりますね。
そもそも、「お香を焚く」という行為は、「自ら気分を切替える」ために行う行為です。お香に火を着ける動作は、「これから気分を切替えるぞ!」と自分に言い聞かせているようなもの。アロマデュフューザーのように、自然に香ってくるよりも気分転換の効果があります。

「お香には浄化の作用がある」と言われる由縁は、この二つの事からきています。


先にお伝えした通り、この時期のおススメの香りは、消臭効果があり、スッキリとした気分にさせてくれる、白檀や沈香です。
「吉創庵」さんのお香作りで大事にしているコンセプト、「真っ直ぐな表現・端正なデザインであること」 「簡素であり上質であること」 「粋であり品格を重んじたデザインであること」、これらの魂は、商品に十二分に表現されています。
お使い物にも最適です。プレゼントして「穏やかで整った気分」のお裾分けはいかがでしょうか。

馬場/営業部