昨日１月２０日は、二十四節気の「大寒」でした。これから２週間位が一年で一番寒い季節です。この時期の風物詩は、「寒卵（かんたまご）」。鶏が寒中（小寒の１月５日～節分の２月２日）に産んだ卵の事を言います。
一般的に卵というと、栄養価の高い食べ物として知られていますが、その中でも特に栄養価に優れ、滋養が高いと言われるのが「寒卵」です。
鶏は冬前に餌をたくさん食べて栄養を蓄え、冬本番になると卵を生まずにじっとしています。そのため寒中に産んだ卵には栄養がぎゅっと凝縮されていて、ほかの時期の卵と比べて1個あたりの栄養価が高いとされています。

そんな背景から、寒中の中でも一番寒い「大寒」に産まれる卵は「大寒卵」と呼ばれ、縁起物として扱われるようになりました。「大寒卵」は栄養が豊富なため「健康運」や「無病息災」、また卵の黄身の黄色が特に濃くなることから「金運」の願いが込められています。
運よく「大寒卵」を手にしたならば、いつもよりありがたく頂きましょう。

「卵焼き」や「茶碗蒸し」など、卵料理のレパートリーはたくさんあるので、おいしく頂けそうですね。今回は「茶碗蒸し」などいかがでしょうか？
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営業部/馬場