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2024.01.15

1本のワイヤーから編みこんでいく誇り高いクラフトマンシップ



日本製でも海外製品でも職人の魂が宿り物語がある品が好きです。
このスウェーデン、KORBOのバスケットは1本のワイヤー線材から編みこんでいくまさに職人技の逸品です。初めて手にしたとき、その重厚感と綺麗な編み目にゾクゾクしました。


KORBO(コルボ)のワイヤーバスケットは1920年代初めに北欧スウェーデンで作られてきました。写真は1947年にスウェーデンの東岸の小さな漁村スコーガネス(Skägganäs:スカガネス)で撮影されたものです。漁師が使っているのはクラシック35のバスケットです。

かつては運搬や収納用に使用しておりました、悪天候、強風、摩耗に強く過酷な環境で耐久性のあるバスケットを必要とする漁師や農民の方々が主に使っておりました。


■伝統と熟練の職人技
伝統と熟練という言葉から想像すると日本の職人をイメージしますが、世界には日本と同様に職人の魂が宿る商品がまだまだあります。

想像ですが日本でバスケットを作るとなると、扱いやすさ、収納のしやすさなどが優先されるかと思いますがコルボのバスケットは「丈夫さ」です。なので1922年の製造依頼、1本のワイヤーで溶接部が無いように手編みで製造されてきました。

現在も一部マシンは使いますが、1本のワイヤーで職人の手仕事で製造するのは変わりません。この技術を習得するのは何年もの長い時間がかかります。また一つとして同じ商品はございません。すべてのバスケットにはそれを製作した熟練職人のサインが入っています。


■この頑丈なバスケットは何に使うか?
存在感があるのでお部屋のインテリアにしてもいいかと思います。
・脱衣所で洗濯物入れ
・リビングで暖炉の薪入れ
・大量にもらったフルーツや野菜を入れて保管
・子供のおもちゃ入れ(切れ目が無いので安心)

等々ですがこんなに丈夫なバスケット外で毎日ガシガシ使うのもいいです。園芸や農作業用、アウトドア、キャンプに持っていっても良し。
使ってこそ、職人も作り甲斐があるって事だと思います。

※発祥は1922年Furufjäll(フーファイル)

本多/営業部