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2025.07.14

美濃焼のアワサカさんとお取引を開始。​


この度、弊社はアワサカさまのとのお取引を開始いたしました。
アワサカさんは美濃焼で自社デザイナーを抱え、300を超える美濃焼の窯元で製造している100%美濃焼のメーカーさんです。オリジナル商品を中心に雑貨屋、インテリアショップ、ブライダル、飲食など様々な販路で販売されております。

ここで美濃焼と陶器、磁器についてご説明をしたいと思います。
まず、陶器と磁器の違いです。

■陶器
原料:粘土
焼成温度:1,000度~1,280度
吸水:水を吸う
透光性:透けて見えない
耐久性:硬度は低いが衝撃に強い
(傷は付くが、落とした時、素地に空気が含まれるため緩衝されます。)

風合い:土のぬくもりがある

■磁器
原料:投石、カオリン
焼成温度:1,250度~1,380度
吸水:水を吸わない
透光性:透けて見える
耐久性:硬度は高いが衝撃に弱い
(傷には強いが、素地に空気を含まないため落とした時の衝撃には弱い)

風合い:ガラス質でなめらかで硬質




では、「陶磁器」とはなんでしょう?いろんな説がありますが、一般的には陶器と磁器の総称を意味します。ですが、日本各地の産地の方々にお聞きすると明確な定義で返答がきますが、産地によってまちまちです。半磁器を陶磁器と答える方もいらっしゃいました。

美濃焼についてですが、岐阜県南部、東濃(とうのう)地方で製作されている陶磁器の総称です。 現在の土岐市・多治見市・笠原町・瑞浪市などの辺りが、産地になります。

あれっ美濃市ってあるけど美濃市は美濃焼に入らない???
そうなんです、美濃市は美濃焼に入らないんです。平成の大合併でできた不思議な現象ですね。

狭山市に狭山茶は無く、入間市に狭山茶がある。みたいな感じですね。


アワサカさんは瑞浪に位置し、「みずなみ焼」とも呼ばれ、美濃焼の中でも特に高品質でデザイン性の高い製品が多いのが特徴です。美濃焼の歴史は室町時代までさかのぼり、安土桃山時代に大成します。この事態は茶の湯の全盛期、志野、織部、瀬戸黒、黄瀬戸などの美濃古陶はこの「みずなみ焼」を指します。

このデザインと品質の高さには自信があります。
是非、導入をご検討ください。




営業部/本多